2015年03月31日

とある現場で、施主様と仲間の会話から気づいたこと・・・

 今日、これから始まるある現場で、

雑談の中から、聞いていて学んだことがありました。

 そのお宅様は、築50年を経過した、由緒あるご家族の

歴史もたくさんある、建物です。 会話中のヒトコマより・・・


 『今は生活様式もかわった。昔は、トイレもわざと外に作った。

農家の家もそうだが、トイレはわざと家の中には作らず、外に建てて、

造った。それが当たり前だった。土間があり、家の中まで靴をはけた。

風呂は薪で炊いていた。枯れ木も無駄にしない、天然の燃料だった。

 家の中の設備もそうだ。例えば電気の設備も量も、それほど多くは

各部屋にいらなかった。でも今は違う。なにからなにまでつけて数も多い。

 平屋で田の字で、みんなが住んでいたころの雰囲気がなつかしい・・・』



 その話を聞いていて、私の両祖父母のうち・藤枝と岡部町を思い出した。

 確かに全てがこの話しにあてはまっている。なつかしい住まいの原風景だ。


 今の住まいは、なにからなにまでが、〝便利・快適・簡単〝というキーワードで

くくられつつある。住まいの本質にあらためて、問いだたされた気がした。


今日の作業場の、さくらより・・・



とある現場で、施主様と仲間の会話から気づいたこと・・・




Posted byほっちゃんat19:59 Comments(1)
この記事へのコメント
本当にその通りですね。便利になっても、

次から次へと新しいものが欲しくなりきりがないですね。

何がいいのか悪いのか、本当に必要なのかそうでないのか、

いろいろありすぎてわからないですね。

桜満開。癒されます(#^^#)
Posted by 嫁@美里住建嫁@美里住建 at 2015年03月31日 20:09
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とある現場で、施主様と仲間の会話から気づいたこと・・・
    コメント(1)